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N4からN3へ — 働きながら6か月で合格する勉強計画
更新日:2026年7月9日 · 読了目安 約7分 · ← 記事一覧
N4→N3の壁はどこにあるか
N4からN3への距離は、N5からN4よりずっと大きいと言われます。語彙は約1,500語から約3,700語へ、漢字は約300字から約650字へ増え、本格的な読解問題が登場します。
しかし日本で働いている人には大きな武器があります — 周りじゅうが日本語の教材だということです。この計画は「1日60〜90分、仕事をしながら」を前提に、6か月を3つの期間に分けています。
第1期(1〜2か月目):語彙と文法の土台づくり
- 語彙:1日15〜20語。仕事・生活・健康などテーマ別に、必ず例文とセットで覚える。昼休みや通勤中はフラッシュカードアプリを活用。
- 漢字:1日5字+熟語。自分の職場でよく見る漢字を優先すると、毎日目にするので定着が段違いに速い。
- 文法:1日2項目。各項目につき自分の生活について1文作ってみる。教科書の例文より自分の話のほうが記憶に残ります。
- 期間の最後に:N3模擬試験を1回受けて現在地を確認。点数が低くても問題ありません — 目的は出題形式に慣れることです。
第2期(3〜4か月目):読解と聴解の強化
- 読解:毎日短めの文章を1題、時間を計って解く。間違えたら「答えの根拠になる一文」を書き写して、なぜ自分の選択肢が違うのかを言語化する。
- 聴解:ここから本格的に開始。1日20分、本番形式の問題で「1回解く→スクリプトを見ながら聞く→スクリプトなしでもう一度」の3ステップ。
- 環境の活用:スマホの言語を日本語に変える。駅のアナウンスを聞いて頭の中で復唱する。職場の掲示物を読む。
- 語彙は1日10語に減らしつつ、復習の間隔(翌日→1週間後→1か月後)を守って回す。
第3期(5〜6か月目):模擬試験の集中演習
- 週1回、模擬試験を通しで解く。本番と同じ140分、辞書なし。本番と同じ日曜午前にやると生活リズムごと調整できます。
- 解いた後の復習は解くのにかけた時間より長く。語彙不足で落とした問題は単語帳へ、文法ミスはその項目をすぐ復習。
- 最後の2週間は新しいことを学ばない。過去の間違いの見直しと睡眠の確保に徹する。直前の詰め込みは消化できず、不安を増やすだけです。
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計画の第一歩は現在地の把握です。無料のN3模擬試験で、今の実力と苦手分野を確認しましょう。タイマー付き・解説つき。
N3に届かない人の3つの共通点
1. 語彙ばかり勉強して読解を避ける。読解は配点が大きく、最も多くの受験者が落とす分野。避けることは合否を決める部分を避けることと同じです。
2. 聴解を直前まで後回しにする。リスニングは最も伸びが遅い技能で、最低3か月の継続が必要。聴解が19点未満なら他が満点でも不合格です。
3. 週末にまとめて勉強する。日曜に7時間より毎日60分。言語の記憶は強度ではなく頻度で定着します。